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地中レーダー(地中埋設物調査、道路陥没穴検出)

ガイドライン・ジオ社は、世界的な規模で地中レーダー(GPR)を活用したソリューションを提供する業界大手の企業です。複雑で膨大な量のデータを容易に作成・解析・変換して、地表面下の状況を誰にでもわかりやすく表現できるような数々の技術を提供しています。1930年代にまでさかのぼる高度な技術革新の歴史を持つマラの技術をご活用いただくことで、事業経費の削減、公共の安全確保を図りながら、事業に必要とされる迅速で安全な意思決定を可能にします。日本国内でも既に計測車両へのGPR MIRA ソリューションの導入実績がございます。


MALA

製品ラインナップ

マラ・イーエルコア/地中レーダー(MALÅ Easy Locator Core)

マラ イーエルコア(MALÅ Easy Locator Core)

世界初のインテリジェント地中レーダー(GPR)ソリューション

マラ・イーエルコア(MALÅ Easy Locator Core)は、埋設物(ユーティリティ)探査の専門家向けの、最先端の技術を備えた地中レーダーソリューションです。

マラ・イーエルコアには、業界で最高のデータ品質、マラ・AI(MALÅ AI)によるリアルタイムの分析サポート(モバイルデバイスを使用したワイヤレスデータ収集、マラ・ビジョン(MALÅ Vision)を使用したクラウドストレージ、データ処理、およびオンサイトレポート)を備えており、現場とオフィスの間をつなぎ、効率よく作業を行うことができます。

特徴

  • 埋設物の位置特定およびマッピングに最適です。
  • スウェーデン製品としての最高品質、最高性能、さまざまな革新的新機能を備えています。
  • 他製品よりも軽量で取り扱いが容易です。
  • 頑丈で耐久性があり、過酷な地形条件でも適用可能です。
  • 卓越した解像度、帯域幅、データの明瞭さを提供します。
  • マラ・AIの活用により、データ収集中であってもリアルタイムにデータ解析します。
  • どんなデバイスでも、どこからでもデータにアクセスし共有することが可能です。
  • マラ・ビジョンにクラウド接続することができ、計測現場で即時データ処理が可能になります。


マラAI(MALÅ AI)

マラAI(MALÅ AI)/AIサポートによる分析時間の短縮


マラ・イーエルコアは、埋設物の位置特定のインテリジェントなリアルタイム解析支援機能を搭載した世界初の製品です。 マラ・AIが識別したすべてのマーカーは、埋設物の種類ごとに指定された色番号で直ちに表示されます。 経験の浅いユーザーにとっては、慎重を期するデータ解析作業がやりやすくなるとともに、経験豊富なユーザーにとってもデータ解析作業を迅速化し、貴重な時間を節約することが可能となります。 埋設物位置を特定し、リアルタイムにマラ・AI解析サポートツールで照合した後には、そのマーカーは確定済オブジェクトマーカーとして認識され、マラ・ビジョンにエクスポートして、さらなる処理に活用することが可能です。

マラ ビジョン(MALÅ VISION)

マラ・ビジョン(MALÅ VISION)


GPRデータを2Dおよび3Dで視覚化して表示します。
マラ・ビジョンは、GPRデータ処理のための使いやすいソフトウェアです。あらゆるGPR装置のユーザーが、どんなデバイスでも使用できるように開発されています。マラ・ビジョンには、自動解析サポートを提供するマラ・AIや、自動ポリライン作成などの強力な機能が含まれています。クラウド上で作動するポスト処理ソフトウェアのマラ・ビジョンに内蔵されているマラ・AIを使うことで、マーカーをひとつずつ分析し、データセット内に存在する可能性のある埋設管やケーブルの位置を特定していきます。
一連の結果はGoogleマップやOpenLayersの衛星画像や現場のストリートビューの上に結果を重ねて表示することができます。結果を図面として印刷できることはもちろん、dxfやcsv等のファイル形式としてエクスポートすることができます。

  
仕様
製品名 マラ・イーエルコア (MALÅ Easy Locator Core)
処理プラットフォーム マラ・ビジョン (MALÅ Vision)
AI リアルタイム マラ・AI
コア テクノロジー マラ・HDR リアルタイムサンプリング
データアウトプット 32bit
重量 15kg
周波数 450MHz
バッテリー駆動時間 8時間
IP保護等級 IP65
位置情報 RTK GNSS(オプション)、DGNSS、モバイルデバイス位置、エンコーダホイール、トータルステーションサポート
バンド幅 121%, フラクショナル, -10dB
最適用途 インフラ施設、建設、ユーティリティーマッピング、考古学、地質学、軍、警察 等

マラ・ミラコンパクト(MALÅ MIRA COMPACT)

マラ ミラコンパクト(MALÅ MIRA COMPACT)

3D GPRマッピング可能なコンパクト地中レーダー

マラ3Dイメージング・アレイ(MIRA)は、高速で、一度の計測で三次元のデータを取得できるGPRシステムであり、広い面積を対象としたGPRマッピングにおいて最も効果的なソリューションです。 マラ・ミラコンパクト(MALÅ MIRA Compact)には、世界的に定評のあるマラ・HDR(High Dynamic Range)リアルタイムサンプリング技術が採用されており、超高速な測定と鮮明なデータを提供します。このソリューションでは、地中レーダーデータの取得から、処理、QA/QC、位置決め、解釈の一連の作業を一体化しています。
最適用途 : ユーティリティマッピング、埋設物調査、路面下陥没穴検出、考古学、および一般的なサイト調査

  
仕様
製品名 マラ・ミラコンパクト (MALÅ MIRA COMPACT)
重量 42kg
周波数 500MHz
最大チャンネル数 30
バッテリー持続時間 8時間
保護等級 IP65

マラ・ミラコンパクト トウ・ヒッチ・キャリア(MALÅ MIRA COMPACT TOW HITCH CARRIER)

マラ ミラコンパクト(MALÅ MIRA COMPACT)

車両に簡単装着でき、地中探査の効率と精度を飛躍的に向上させる牽引式キャリア

「MALÅ MIRA Compact Tow Hitch Carrier」は、マルチチャンネル型3D地中レーダー「MIRA Compact」を牽引式で運用可能にする専用キャリアです。
従来の手押し型・背負い型では困難だった長距離・高速探査を実現し、インフラ点検、ユーティリティマッピング、考古学調査など、幅広い分野で活用されています。

  
仕様
製品名 マラ・ミラコンパクト トウ・ヒッチ・キャリア(MALÅ MIRA COMPACT TOW HITCH CARRIER)
総重量 62.5kg
アンテナ重量 24kg
キャリア重量 38.5kg
寸法(L×W×H) 120 × 109 × 66 cm
高さ調整 調整レバーとストラップで自在に変更可能
最大推奨速度 高速道路走行速度まで対応
トリガーモード MÅLA Motion Trig(ホイール・時間トリガー)
保護機能 ケーブル通し口付き防塵カバー、アンテナボックス保護

地中レーダー ラインナップ

マラ ミラHDR(MALÅ MIRA HDR)

マラ・ミラHDR(MALÅ MIRA HDR)


最先端の技術を駆使したマラ・ミラHDRは、業界トップクラスのデータチャンネル密度を誇り、他に類を見ない高解像度データを実現します。緻密な機材設計の見直しと最新ソフトウェアの導入により、ノイズを大幅に削減。これまでにないスピードと機能性で、精密なデータ収集を可能にします。広範囲のマッピングに最適化されたマラ・ミラHDRは、埋設物や遺物の特定に3D GPRアレイ技術を活用し、あらゆる探査ニーズに応える、信頼の3D GPRアレイシステムです。
最適用途 : ユーティリティマッピング、埋設物調査、路面下陥没穴検出、考古学、および一般的なサイト調査

マラ・ジオドローン80(MALÅ GEODRONE 80)

マラ・ジオドローン80(MALÅ GEODRONE 80)

※使用規制があります


マラ・ジオドローン80は、危険な場所やアクセス困難な場所に適した遠隔操作・無人測定のための最先端の空中GPRソリューションです。ガイドライン・ジオの最先端GPR HDRテクノロジーを搭載しており、これらの場所でのデータ収集用に特別に設計されています。 マラ・ジオドローン80を使用すると、雪に覆われた土地、起伏の多い岩盤地域、河川の対岸、雪崩の可能性地域等、さまざまな困難な環境においてもGPRデータを効果的に収集できます。

マラ グランドエクスプローラー(ジーエックス)(MALÅ GROUND EXPLORER GX)

マラ・グランドエクスプローラー(ジーエックス)(MALÅ GROUND EXPLORER GX)


マラ・ジーエックス(MALÅ Ground Explorer)は、幅広いアンテナオプションを備えた統合型GPRソリューションです。 独自のHDR(High Dynamic Range)技術を利用することでマラ・ジーエックスは高品質・高速のデータ取得を実現しています。ジーエックスシリーズのアンテナは、マラ・コントローラーアプリとマラ・ビジョンに完全に統合されています。マラ・ジーエックスは、さまざまな適用分野に対応するように操作性に優れており、これまで多くの現場での使用実績を積んだGPRソリューションです。

マラ ビジョン(MALÅ VISION/SOFTWARE)

マラ・ビジョン(MALÅ VISION/SOFTWARE)


マラ・ビジョンは使いやすいクラウドベースのソフトウェアで、データの収集から結果の提供までを可能な限り迅速に行うことができます。 マラ・ビジョンは次のような用途にご利用いただけます:

  • マラ装置によるGPRデータ収集
  • ユーティリティおよびポイントターゲット
  • 3Dグリッド
  • 座標によるオブジェクトマッパー
  • 3Dデータの可視化
  • 分析、マーカー、ポリラインのDXF、CSV、TXTへのエクスポート
ABEM

ABEM(アベム)は、重要な資源開発・社会基盤施設の開発に従事する顧客向けの地球物理学的なソリューションの世界的なパイオニアであり、比抵抗探査、IP探査、電磁探査、弾性波探査の機材です。 ABEMのソリューションは、土壌状態の評価、地下水の検出とマッピング、鉱物探査、およびインフラの現地調査で使用する最適な選択となるはずです。

電磁探査機

電磁探査機
アベム ウォークテム2
(ABEM WALKTEM 2)


アベム・ウォークテム2 は、地下水や鉱物探査、環境調査に適しています。多様な送信ループサイズにより拡張性に優れ、データ収集は数分で完了します。オプションのブースターABEM TX-60により、より深いサウンディングとより大きなトランスミッターループが可能になりました。

電気探査機

電気探査機
アベム・テラメーターLS2
(ABEM TERRAMETER LS 2)


アベム・テラメーターLS2は、独自のソフトウェアセンシングシステムを搭載した新しい比抵抗/IPメーターで、拡張性があり、「ベーシック」から「アドバンス」へのアップグレードが容易です。すべてのHWモジュールとSW機能は、測定器にプリインストールされていますが、構成要件に応じて有効にすることができます。 比抵抗/IPは、地下水探査、鉱物探査、地質学的マッピング、地質学的調査など多目的な物理探査法です。

地震探査機

地震探査機
アベム・テラロック プロ2
(ABEM TERRALOC PRO 2)


アベム・テラロックプロ 2は、あらゆるタイプの地震装置に使用でき、岩盤、深度、岩盤品質、土壌安定性調査、亀裂/脆弱ゾーンの発見、地質マッピングなど、さまざまな用途に使用できる汎用性の高い地震計です。

ガイドライン ジオ社(Guideline Geo)とは?

今日、ガイドライン・ジオは当分野のグローバルリーダーです。私たちには100カ国以上の顧客がおり、地球物理学・地盤工学分野での課題に対する解決策の開発に長い歴史があります。

ガイドライン・ジオを支える歴史的なルーツは20世紀初頭にさかのぼります。1923年に鉱床探査のための電気探査機器を製造する会社であるAktiebolaget Elektrisk Malmletning(ABEM)が設立され、同時に、鉱石および金属探知のための最初の電磁ループを開発したSveriges Geologiska Undersökningar(SGU)を北スウェーデンのマラに工場を設立しました。

成功物語はそこから広がりました。1950年代までに、ABEMはヨーロッパ最大の物理探査コンサルティング会社へと発展し、SGUの一部は最終的に技術開発とイノベーションの誇り高い伝統を持つMALÅ GeoScience ABに進化し、やがて今日の卓越した地中レーダー(GPR)を生み出しました。

ABEMとMALÅは1990年代初頭に提携し、2007年から2011年の間にガイドライン テクノロジー(Guideline Technology AB)として統合しました。このグループは最終的に、地下のマッピングと可視化のための技術ソリューションを提供する世界有数のプロバイダーとして、2012年にガイドライン・ジオ(Guideline Geo)という社名として統合されました。

埋設物調査とは?

私たちの足元にある都市部の地下には、地下構造物や地中埋設物などのインフラが年々増加しています。これに加えて都市化が進展し、インフラが老朽化し、気候変動、洪水のリスクが高まる中で、地中埋設物の正確な位置とその現況を把握する必要性が高まっています。

地下の状況を知ることは容易なことではありません。地中埋設物の種類は多く、パイプ、導管、ケーブル、タンクなどがあり、それぞれに材質・規模・製造年代が異なります。これらの地中埋設物が埋められている深さもそれぞれに異なります。地下を構成する地盤は当該地にもともと存在するものであったり、他所から運ばれてきたものであったりします。これらの地中埋設物の正確な位置と深さについて、の情報が不足している場合、例えば古い情報、不正確な情報、またはすでに存在しない地下埋設物の情報が記載された地中埋設物図面が原因となって、誤った場所での掘削や切断が行われ、それにより深刻な損害や危険、高額な対処費用、大幅な作業遅延を招くことになります。

そのような、損害や被害を防ぐために、事前に埋設物調査が行われています。

埋設物調査とは?
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導入事例
地中調査はさまざまな用途で行われています。どのような方法で行うかは、その時々の環境の課題によって異なります。今日、ガイドラインジオの機器とソフトウェアは、様々な用途の数え切れないほどの問題を解決するために使用されています。 メーカーであるガイドラインジオ社のオフィシャルサイトでは、様々な導入事例がご覧いただけます。


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ユーティリティロケーティング

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道路空洞調査

※写真をクリックするとガイドラインジオ社のサイトにジャンプします。
※上記以外の導入事例は下記をクリックしてください。

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