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Special Projects

持続可能な東京2040

ガデリウスグループは長い歴史の中で、日本について学びを深めたいと考えるスウェーデンの大学生たちへ対し奨学金の支給や、日本でのインターンシップの場の提供、修士論文への提案など様々な形で学生たちを支援してきました。これはグローバルトレードやその理解における重要成功要因は、異文化の経験や学びによって得られるものだと当社が認識していることによるものです。

2018年、ガデリウスグループの日本での設立111周年と、日本・スウェーデン外交関係樹立150周年を記念し、「Sustainable Tokyo 2040(持続可能な東京2040)」と銘打ったエネルギーマネジメントプロジェクトに取り組みました。プロジェクトではKTHスウェーデン王立工科大学エネルギーマネジメントコースと協力し、120名の学生たちが20グループに分かれ、「東京を2040年までに、いかにして持続可能な都市へ導くか」という課題のもと修士論文をまとめ、各グループによるコンペティションを開催しました。

学生たちは5-6名で1グループを結成し、それぞれが東京各区のうちの1区についてエネルギー戦略提案の検討を進めました。現在の各区のエネルギー使用量・生産量を考察し、また就業人口や居住人口など特徴を踏まえながら、いかにして各区を2040年までに持続可能なエネルギー社会へと発展させていくかの戦略をまとめました。

課題に取り組んだ20グループのうち、港区、中野区を担当した2チームが最優秀賞に選ばれ、2018年9月日本へ来日し、その成果を発表しました。

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