
Brokk社
創業50周年記念イベント
Case 32: Brokk社 創業50周年記念イベントを開催
遠隔施工・解体ロボットのパイオニアであるBrokk社は、2026年に創業50周年を迎えました。
これを記念し、スウェーデン・シェレフテオのBrokk本社に、世界各国の拠点・代理店関係者が集まり、記念イベントが開催されました。
当日は、『BROKK®』の50年の歩みを振り返るプレゼンテーション、各国での活用事例の紹介、ファクトリーツアー、実機デモンストレーション、ゴーカートレース、懇親会などが行われ、参加者同士 の交流を深めました。
1. 『BROKK®』の歴史(これまでの歩み)
50周年記念プレゼンテーションで紹介された『BROKK®』の歩みから、主な内容をご紹介します。
『BROKK®』の原点は、スウェーデン北部のRönnskärsverken製錬所にあります。1970年代、鉛製錬炉の清掃は、作業者が高温の炉内に入り、スラグやレンガを手作業で除去する過酷な作業でした。
Lars Holmgren、Per-Martin Holmgren兄弟は、安全性と作業効率を高めるため、リモートコントロールで操作できる解体機械の開発に取り組みました。
兄弟が開発した試作機は、現場の課題を解決するだけでなく、リモートコントロール式解体機械という新たな分野を切り開きました。以来Brokk社は、作業者の安全性と生産性の向上を軸に、過 酷な現場に対応する機械とアタッチメントの開発を続けています。
▲創業当時の『BROKK®』。当時から人が乗らず遠隔で操作する点は変わらず。
▲タイヤ式の『BROKK®』 (Brokk 80)。1980年代に発売されたタイプ。
▲当時のBrokk社メンバーの写真。
▲最新機種Brokk 130+ での解体作業中の写真
現在、『BROKK®』ロボットは建設、セメント・金属加工、原子力発電所の廃炉、トンネル掘削、鉱業など多くの産業で運用されています。Brokk社は、複雑でリスクの高い現場のニーズに応えるため、専用機械やアタッチメントの開発を続けています。
2. ファクトリー・ツアー
▲BROKK 130+ にディスクカッターを装着し、鋼材を切断するデモンストレーション。コンパクトな機体ながら、高い切断性能を発揮しました。
▲Darda MB200ボルトカッターによる鉄筋切断のデモンストレーション。鉄筋をすばやく切断する性能を間近で確認しました。
3. ゴーカートレース
参加者は国を越えた混成チームに分かれ、50周年を記念したゴーカートレースに挑戦しました。交流イベントながらレースは予想以上に本格的で、各チームが高い集中力を発揮し、白熱した競争 となりました。
ゴーカートレースや懇親会を通じて、世界各国のBrokk担当者・代理店との交流がさらに深まりました。各地域の導入事例や現場課題を共有し、今後の提案やサポートに生かせるネットワークを 強化する機会となりました。
ガデリウス株式会社は、Brokk社の日本におけるパートナーとして、50周年という大きな節目をともに迎えられたことを大変うれしく思います。
今後もBrokk社との連携を深めながら、遠隔施工・解体ロボット『BROKK®』を通じて、建設・解体をはじめとするさまざまな現場の安全性向上、省人化、生産性向上に貢献してまいります。